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俺と長谷川の間に漂う険悪な空気。
しばし沈黙が流れる。
ポケットから煙草を取り出し火をつける。
「お前コーヒーは?」
長谷川の前に置かれてたカップが空なのに気付く。
「あ?あ、あぁ」
拍子抜けしたのだろうか、長谷川は買いに行くと席を立った。
もう15年。
いい加減にケジメつけないといけない。
けど、諦めるんじゃない。
例え、椎名に相手がいたとしても、俺はどんな手を使ってでも相手から奪う。
好きだと伝えることが許されないのなら
嫌われてもいい
椎名を閉じ込めて逃がさない
全ては同窓会でー
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