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「じゃ俺これから予定あるから明日の晩にでもお前ん家行くから」
「なんで?」
「葉書の返信結構来てるから会場押さえたり、色々打合せ」
「あ、あー了解」
「...お前マジで今のままでいいのか?椎名の葉書、出席になってたぞ。後悔だけはすんなよ?」
どこかさみしげな表情の長谷川。
「あぁ」
「じゃーな」
長谷川は静かにスタバから去った。
1人考える。
もう皆から返信届いてきてるってことは、長谷川は大分前から同窓会を計画していたのだろうか。
長谷川は何でこんなにも椎名と俺に気を掛けてくれるか分からない。
俺の気持ちすべて見透かされてるようで。
長谷川には敵わない。
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