3017人が本棚に入れています
本棚に追加
/650ページ
「...はっ、キツっ...椎名力抜けって」
「そ、そんなの分かんないっ」
月明かり差し込む深夜1時。
ずっと恋い焦がれてきた椎名を
抱いてる。
椎名の部屋は、あの頃から。
15年前と全く変わってなくて。
長谷川と2人しょっちゅうゲームしに椎名ん家行ってた頃と変わってなくて。
俺の目の前にいるのは大人になった椎名。
30歳には見えない童顔の椎名。
椎名のつぶらな瞳から流れる涙を舌で拭う。
「しょっぱいな」
ニカッと笑う俺に椎名は真っ赤になった。
最初のコメントを投稿しよう!