茜sideバトル

60/60
3017人が本棚に入れています
本棚に追加
/650ページ
苦労どころか、逆に愛されすぎて...辛い。 なんて。 これじゃ完璧惚気だわ。 「うわっ!椎名赤くなったし!すっげー可愛い!やっぱ俺のもんにしたい!」 「やるか!あーくそ!帰るぞっ」 真田は強引に私の肩を抱くと急ぎ足でこの場から立ち去った。 「なんだよ、椎名の彼氏。すげー凶暴イケメンじゃんか。こりゃ俺が入る隙すらねーよ」 1人取り残された宮石は私達の後ろ姿を見てボソリと呟いた。 その日の夜。 宮石から来たメールには 『お手上げです。明日から同僚兼友達で宜しく』 そう書かれていた。
/650ページ

最初のコメントを投稿しよう!