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「真田、あれはやりすぎだよっ」
あれからバタバタ帰宅してきた私達。
「は?あれでも怒り押さえてたっつの!つーかお前は!あれの何処が冗談なんだよ!本気だぞ、あいつは」
ネクタイ緩めながら真田は後ろから私を抱き締めた。
「だ、だって私冗談と思ってたもん!からかってるだけだって...」
私の首元に回してきた真田の両手を握り締めた。
「はー。ったく。会社でイジメられてるっつーのも何で言わねーんだよ」
「それは...私の問題だから」
か細く呟いた私に真田は力強く私
を抱き締めた。
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