茜side極愛

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「真田が迷惑かけてごめんね。皆に酷い事したり言ったりしたね」 「まぁ、なんだかんだ仕事手伝ってくれたし。案外いい奴な」 そう言って宮石は笑った。 「取り敢えず辻本んとこ戻ろう?私、椎名さんイジメたの正直に全部話すから」 佐原先輩は半泣き状態ど私の腕を引っ張った。 あのプライド高い佐原先輩が... 「いえ、戻らないです。佐原先輩ぶちまけちゃったら私みたいになりますよ?これからは後輩に優しくしてあげて下さいね?」 不覚にももらい泣きしてしまった私は涙を流した佐原先輩を抱きしめた。
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