茜side運命共同体

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さ、さ、さ、真田ーーー!? ちょ、ちょちょ、 あーもう、頭真っ白。 大勢の皆の前でこ、こんな激しいキスを... 息できない。 「ちょ、さ、真田...」 「黙って。見せつけてんだよ」 まるで私の心を読みとったかのように真田は呟いた。 あまりにも熱烈なキスを見せつけられるものだから大歓声は沈下し、やがて静寂した。 さ、真田やりすぎーーー!! やっぱ真田は俺様真田だ。 そんな真田も愛おしくてたまらないんだけど。 真田と過ごした中学時代。想い出の曲を聴きながら打ち上がる花火。 とてもとても幸せだよ。 「つー事で。皆様本日はご多忙の中ありがとうございました。挙式の方はまた改めて取り行う所存です。どうか、今後とも宜しくお願い致します」 最後に締め括った真田の挨拶の元、拍手喝采でパーティーは終わった。
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