0人が本棚に入れています
本棚に追加
生徒会室にいたこの男のk((ゲフンゲフン……この男子こそが、生徒会会計
出雲理久だ。俺の知り合いの中では一番まとも
「あ!!ありがとう真斗君!!連れてきてくれたんだよね!」
そう言い真斗に眩しい笑顔を向ける、もうコイツ女子だろ←
「……あ、はいーすごく安眠妨害だったんで、行ってきてあげましたよ」
そういえば出雲はいいところのお坊ちゃまだと聞いたが…
まぁ本当だろうな…こいつ彩美より礼儀がすげーなってるから…
…いや、これが本当は常識なのかもれない。俺のまわりがなってないだけで←
「出雲!!」
「は、はい?」
いきなり馬鹿野郎に大声で呼ばれた出雲は、肩をビクッと震わせながら
馬鹿野郎の方に振り返った
あいついつの間に復活したんだな←
「部費を上げt((がふっ」
俺は「部費を上げてくれ」と言おうとした馬鹿野郎に蹴りを入れた。
「ふざけんなやてめぇ…」
馬鹿野郎は生徒会室の隅に倒れた
ただでさえ今夏休み近くて、夏休み明けにある体育祭とかいろいろの準備があるというのに…
「…ったく」
「出雲も兄さんみたいに殺っちゃっていいんですよー可愛いんですから」←
「お、俺は可愛くなんかないから!!」
「ほら、無理矢理一人称『俺』にしてるところとかー」
「違うからぁ!!」
そういいながら涙目になる出雲はもう女子だ。女子に妬まれるぐらい←
「そ、それはともかく、淳君まだ来てないんですか?」
「あぁ…あいつまた居残りじゃないか?」
『淳君』とは、生徒会庶務、神崎淳(かんざきじゅん)のこと
まぁ、あいついなくても雑用だから意味ないんだよな。←
「もう神崎どうかしてますよねー生徒会なのに居残りとか…あ、あの人雑用ですからねー意味ないかー」
真斗も同じことを考えていたようだ←
「あ!会長、ぼ…俺今日は早く抜けさせてもらいます!!あ、今日の分の書類です。」
そう言って、俺に大量(笑)←の書類を渡し、学校指定の鞄を持って生徒会室から出ようとする。
っていうか『僕』って言いかけたな
「今日も、あれか?」
「はい…まだ全然…部屋にも入れてくれなくて」
「そうか」
今度こそ出雲は生徒会室を出て行った
まだ引きこもってるのか・・
生徒会書記、出雲弥生は…
最初のコメントを投稿しよう!