わんっ

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ぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺち…… さっきからこのイケメンのほっぺたをずっとぺちぺちしてる。 え?かわいいって?? やだーありがとー で、ずっとこの十分くらいこの人は起きてないってわけ。 ……生きてるのかすら謎だ どうしようか うーーん…… はっ!! 王子様のキスとか……! だっ、誰かぁぁ!! もう一人イケメンの王子様呼んでえぇぇ!! ええ、自己満ですとも だって腐男子だもの テヘペロ☆ 「……ん……」 !?生きてたっっ! よかった!! 犯罪者にならなくてすむ!! 「ここ、は………?」 「ここは明蘭学園高等部、普通科ですよ」 やっと起きたイケメンはきょとん、としている。 すると、何かを思い出したのか、 いきなり立ち上がった。 「おい!貴様!!少しの間匿え!!」 ………ちょ、 ええぇーーーー えっ、えっ、何この人 俺助けてあげたんですけど!! … 「はぁ、別に……いいですけども」 と、いうか… 「誰、ですかね?」 名前くらい聞いとかなきゃ あとで窓ガラス代このイケメン君の家に請求するために☆ ぬかりなしだろー へへーーん とか、やってたらいきなりイケメン君が髪の毛をつかんできた 「はぁ!?……いって!!痛い!!」 力強っっ 「貴様、俺を知らないのか?」 「……はぇ?」
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