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「良いなぁ、ブラックさん。女の人にモテモテで。どうせ俺なんか、身包みはがされることもない」
「てかさ、青葉さん。身包みはがされてもちっとも羨ましくないですからね!」
何が羨ましいのかサッパリ分からず、ツッコミを入れる。
「レッドくんには分からない世界だよ。そうだ、ブルー。今度、誘ってあげるよ」
黒岩さんがにこやかに言うと、青葉さんがサササッと黒岩さんに近付いた。
「ヘ、ヘヘッ。あ、ありがとう!き、君に感謝の気持ちを込めて、俺の大好きな等身大フィギュア。ユメユメちゃんをあげよう!!」
青葉さんは黒岩さんの手を力一杯握りしめ、ブンブンとする。
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