キャンサーと出汁

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「アラアラ。好き嫌いしているから大事な場所が育たなかったのね?」 響子さんが自分の胸と茉里の胸を見比べた。 「ハァ?引力に負けてるのを最新のブラで誤魔化してる癖に!」 茉里がそう言うと、響子さんはニッコリ笑ってお皿に並ぶ生き物をガガガッと入れた。 「アァーッ!」 茉里は頭を抱えてしゃがみ込む。
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