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「千尋。」
呼んで促すと、ゆっくりと俺を見る千尋。
ちゅっと軽くキスをすると、「へへっ。」と笑う。
もう、そんなところがたまんなくて。
俺はギューッと力強く千尋を抱きしめた。
「…………智洋?」
「…………今日、泊まっていけるだろ?」
今日は金曜日。明日は休みだ。
本当は今日も自由登校だけど、クラスのやつらに行く約束をしちまった。
だから。
「…………泊まるだろ?千尋。」
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