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目が覚めたら
「ここ、どこ?」
見知らぬ世界
「目、覚めた?」
聞き覚えのない声が隣から聞こえた
その方向に目をやると、白髪の少女が座り込んでいた
「お前、誰だよ?
つか、ここどこ!?」
「コレはマヨイ…
ここは、二本」
少女は、自分自身を指差し自己紹介をしてきた
少女の名前はマヨイらしい
にしても…
「日本って…どこが日本なんだよ!?
俺の知ってる日本じゃねぇんだけど」
目に写る風景は、有り得ないものばかり
文字が空中に浮いていたり、人が浮いていたり
あり得ない!!
「ここは、二本
それは、変わらないの…
ちなみに、アナタ…誰?
コレと同じウイルスだってことはわかるの…
アナタ、名前なに?」
ウイルス?なんだよ、それ?
まぁ、今はいいか…
俺の名前か…
「俺は―――――。」
『ウイルスが侵入しました
皆さん、ウイルスには注意してください』
『ウイルスが侵入しました
皆さん、ウイルスには注意してください』
『ウイルスが侵入しました
皆さん、ウイルスには注意してください』
空中に浮かぶ文字たち
その文字を見たものたちの一部は恐れ
また、一部では笑みを漏らす
他にも、興味がないものや、そのニュースさえ知らない者もいた
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