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「パシリ、ジュースは?」 すっごい切なそうな顔で六夜を見る 「…」 なんか、何も言えなくなった自分がいた 「みぃちゃん先輩…今のところ、ジュースを心配する場面じゃなかったんですけど!! ちなみに、みぃちゃん先輩… さっき、買いましたよね!? ジュース」 「予備」 「ジュースに予備とかあるんですか!? つか、そんな用事はこれから世話になる兄貴にしてもらってください!! では、俺は帰るんで」 そう言って素早く帰っていく六夜 その背中を心配そうに見つめるみぃ 「ジュース…」 表ではジュースを心配してそうな感じだが、本当は知ってる この子が六夜を一番心配していると言うことを… 「みぃ…中に入るっすよ」 「うん」
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