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「・・・別にいいよ」 文句を言ってやろうと意気込んでいた私の口から出た言葉は自分の意志とは正反対の言葉だった。 「ミュウ?」 「・・・別に迷惑なんて掛けられてないし」 「・・・でも」 「私を担いで走ったのはミケでしょ? だから私が疲れた訳じゃないし、体力を消耗した訳でもないし」 「・・・」 「それに、これからだって私に何かして貰おうなんて思ってないんでしょ?」 ミケの顔からその背後に視線を向けると般若みたいな顔を苦しそうに歪めた3人がすぐそこにまで迫っていた。 「・・・」
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