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…。 …。 私とミケの関係は言葉では言い表せる程、単純なものじゃない。 でも、敢えて言葉で表すなら―― 「大切な存在だと思う」 ――そう、ミケは私にとってとても大切な存在。 代わりなんていない唯一の存在。 私の言葉にミケは視線を上げた。 その瞳には喜びと不安が入り混じったような色が伺えた。 「大切な存在?」 「うん」
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