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「俺は十分可愛いと思ってる」 「…やっぱりミケは趣味が悪いのかもしれない…」 私の言葉にミケはお腹を抱えて笑い出した。 そんなミケを私はウンザリとしながら見つめていて …もしかしたら、ミケはとてつもなく眼が悪いのかもしれない…。 今度、眼科に連れて行ってみようかな。 …あっ、でもそれで視力が悪い事が発覚して、視力を矯正した 途端、私が愛想を尽かされたら…それはとても悲しいし困ってしまうかも…。 そんな事を悶々と考えてしまった。 「ミュウがいいんだ」 一頻笑い、漸く気が済んだのか笑いが収まったミケは私の顔を見上げていた。
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