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「だから契約を結んだ」 「…契約…」 「そう、ミュウが俺から離れて行かない様に」 「…」 「例えこの気持ちが永遠に伝わらなかったとしても傍にいられ ればいいと思った」 あの日、ミケと結んだ契約。 何があってもお互いがお互いの傍にいる。 その契約にミケのそんな想いが含まれていただなんて、私は全然気付かなかった。 「ミュウ、だから覚悟して」 「覚悟?」
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