318人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
◆◆◆◆◆
私とミケとの関係に明確な名称がついて、はや1週間が過ぎた。
その変化に伴い私達の関係はほんの少しだけ変わったような気がする。
ミケは今まで以上に私に構うようになった。
元々、学校にいる時は片時も離れようとしなかった。
だけど、あの日を境にそれはもっと過剰になったような気がしないでもない。
私達の関係に小さな進展があった所為か…。
ミケが私と離れ職員室に行っている隙に、クラスメイトの女の子達と接触した所為か…。
いくつか心当たりはあるけど、どれが直接の原因になっているのかは分からないけど…。
ミケが誰も近付けない様に、私の傍に常に寄り添い、威嚇するようなオーラを発している事には気付いていた。
最初のコメントを投稿しよう!