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「いや、全然」 「じゃあ、ちゃんと受けなきゃ」 「…無理」 …また、ミケの“駄々っ子”が始まった。 こうなってしまったら、ミケが絶対に折れない事は初登校の日に十分学んでいる。 だから 「分かった。じゃあ、先生に見つからないようにね」 そう言い残して、私は更衣室に向おうとした。 足を踏み出した瞬間――… 私は腕を掴まれていた。
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