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『そのネクタイだよ』 女の子Bが指差してるのは私が締めているミケのネクタイだった。 『如月君のだよね?』 「そ…そうだけど…それが…」 “それがどうしたの”と尋ねようとした言葉は 『ほら!!やっぱそうじゃん!!』 女の子Aの言葉に遮られてしまった。 その声の大きさに吃驚した私は 「な…なにが!?」 尋常じゃないくらいに動揺していた。
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