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『じゃあ、やっぱり如月君は榊原さんの事…』
「そ…そんなんじゃないと思う」
女の子Bの言葉を私は咄嗟に遮ってしまっていた。
そんな私の言動に2人は顔を見合わせた。
…しまった。
やってしまった。
私の咄嗟の言動が空気を悪くしてしまった。
そう気付いた私は、この空気をどうにかしようと思ったけど
残念なことに私はそんなに高度なスキルなんて持ち合わせていなかった。
気まずくてどんどん下がっていく私の視線。
私の視界に映るのは、ミケが作ってくれた彩り鮮やかなお弁当。
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