4人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
「はい、次どうぞ。」
「えと、魔力ないです…」
「じゃあ、この魔力石を握ってください。」
渡されたのは、なんの変哲もない石。
ぎゅっと握ってみた。
するとぶわぁっと強い光が放たれる………わけでもなく、ちょっと光っただけだった。
…お終いですか?これ。
「見せてくださいねぇ…ふむ。」
拳を開くとやっぱりなんの変哲もない石だ。
え、何それ、何もなし??
「色の変化がないから無属性か、もしくは魔盲?
取り敢えず魔力測ってみて。」
属性?魔盲?
頭にハテナを出しながらも出された水晶に手をかざした。
最初のコメントを投稿しよう!