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永緑3年5月12日
今川義元は、自ら大軍を率いて駿府を発ち、尾張を目指して東海道を西進した。
段蔵「殿、ついに今川義元が進軍を始めたぞ!
5日後には、三河に入る勢いだ!」
段蔵の報告を聞いた虎一は、武将全員を屋敷に集めた。
虎一「とうとう我が陸奥家が、表舞台に立つ時が来た!
段蔵の報告では、今川義元が駿府を発った。
5日後には、三河に入る予定だ。
そこで、俺達がこれからやる事を話す。
俺と段蔵は、義元が三河に入り、織田軍と戦を始めたら、義元を討つ!
才蔵 利家の歩兵隊は長篠城
左近(これからは、清興を左近と呼びます。)は、騎馬隊を率いて野田城
一益 長安は、三河と遠江の国境を閉鎖してくれ!
この戦いで、参加している今川の家臣は全て討つ!」
左近「殿、岡崎城はいかが致します?」
虎一「岡崎城は、俺が落とす!
まあ、今川の武将も、ほとんど討つがな。
降伏した兵士は、殺してはならぬ。 それだけは守ってくれ!
それと、民には手を出すなよ!」
虎一の話しが終わると、それぞれ部隊の準備に取りかかった。
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