モブさんこちら手の鳴る方へ♪

25/30
654人が本棚に入れています
本棚に追加
/185ページ
しばらくジュリーさん喋って、俺らは一時解散した。 部屋に帰って少し考える。 …ふむ。 「マジで何もないというww」 というか、生活感?がない。 まあ普段は暇潰しのため、外に出てギルドで依頼ばかりをこなしてるから、家に帰るのは寝るときかゲームをしたいときくらい。 冷蔵庫を覗いてみた。 …かぼちゃとパプリカ、唐辛子が1つずつに肉が100gというww 唐辛子は必需品だからわかってたけど。 …え、なんでかって?ww 俺、辛党なんですww それからパンケーキの素に牛乳、砂糖、生クリーム、なぜかチョコチップ。 …デザートにカップケーキでも出せば、文句は言われねぇかな。 もちろん俺は食べませんが。 ピンポーン おっと、誰かが来たらしい。 「ヤッホー。 さっきぶりっ!」 1番乗りはティナですたww 「早いじゃん」 「えへへ~。 楽しみだったんだー」 「そっかww ま、上がれ?」 「はーい。 お邪魔しまーす」 「あ、食材なんか持ってきた?」 「うんっ。 これどうぞ」 受け取ったのは野菜と果物。 「さんきゅ」 「いいえ~」 続いてやってきたのはレベッカ&ミケル。 レベッカはパンと野菜。 ミケルは米と… 「豚?ww」 「ハムだよ」 ハムですたww 「しかもリーフピッグってww」 高級品ではないですかww 「あぁ…父上がこういうときのためにと先日送ってくれたんだよ」 さすが礼儀正しいことで有名なエランド家ww だがな…? 「高すぎねぇ…?」 リーフピッグのハムは1kg、平民の年収5年分という高級品ww 「父上、少々はしゃぎすぎたんだよ」 ミケルはそう言って苦笑した。 はしゃぎすぎたで済むような話ではないような気がするww
/185ページ

最初のコメントを投稿しよう!