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「グレイも料理出来ないとして、ティナとミケルはどうだ?」
「俺、出来ない確定なの!?」
「出来んのか?」
「イエ、出来マセン」
じゃあ言うなよww
「少しなら出来るけど…」
「僕も出来るけど苦手かな…」
俺が出来なかったら誰がするつもりだったんでしょう?ww
「じゃあその辺に座って待ってろ」
そういうと、ティナがソファーでトランポリンを始めた。
「すごいフカフカ♪」
………。
あれ、俺座って待ってろって言ったよね?ww
しかもティナの今の服装ってワンピースだから、チラリとパンツが…。
そっと目線を外して見なかったふりを…。
「ティナ、グレイにパンツが見えたわよ」
「なっ!?
おお俺はああ赤チェックのパンツなんかみみ見t「変態っ!!」グフッ」
柄まで言っちまったらダメじゃんww
まあ、ちょっとエロいとは思いましたが。
食材を見ながら献立を考える。
「リゾットにサラダ…。
あ、グレイ、気が利くな。
パスタがある。
ペンネにガーリックトーストに…」
一通り考えてから食材に手をつけようとしたそのとき、俺はとある魔力を感知した。
…ふむ…。
人数は複数。
おそらく、”あいつ”以外の魔力は通行人とかではなくて、”あいつ”の取り巻き。
場所は既に魔法陣の上。
レインも間に合わないかもな。
「おい、グレイ」
「どうかしたのか?」
「ベランダの窓を開けろ」
「?
わかった」
そして1分後。
「アラン、サンキューな」
「「「「!?」」」」
ベランダからやって来たレインww
「”あいつ”が来たのがわかったからな」
「さっすがーww」
4人を見れば、レベッカは表情は驚いてるものの特にこれと言った反応は示さない。
ティナはどういう状況かイマイチわからないらしく、小首を傾げている。
ミケルは興味津々でこちらを見つめ、グレイは金魚みたいに口をパクパクさせていた。
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