モブさんこちら手の鳴る方へ♪

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「それで、本当は?」 ありゃ、ミケルは誤魔化されてくれなかった。 「まあ、なんというか…」 レインが言葉を濁し、 「切っても切れない関係というか…」 俺が言葉を引き継ぐ。 「で、結局は?」 「「双子」」 レベッカさん怖いです。 「「「「は?」」」」 「「wwwww」」 固まってるww …5分経過…。 1番最初に復活したのはティナ。 「あ…言われてみれば似てるかも」 「言われてみればとかww」 「わからなくもないけどww」 「俺が父親似でレインが母親似だからな」 「へー。 あ、アランお腹空いたー」 急に思い出したように言うなよww …10分経過…。 「あれ…でも王女様とレインが双子じゃなかったっけ…?」 ミケル復活。 レベッカもミケルの声にハッとしたように、キッチンにいる俺とレインを見比べた。 「そうよ! それってどーいうこと!?」 「そういえば…いたな」 「レイン、仮にも兄妹だよね?」 「あんなヤツと兄妹とか考えたくもねー」 「…と、いうことは?」 「「それ入れたら三つ子」」 「それ扱いなのね…」 だって性格わりーし、ビッチなんですもの。 …30分経過…。 「ええぇぇえ!?」 「「「「「うるせーよ(うるさいわよ)(うるさいな)(うるさいよ)」」」」」 「ちょ、なんでみんな俺に酷いの!?」 「「「「「いじられキャラだから」」」」」 「ちげーよ!」 「それじゃあ親睦会始めようか」 「スルーなの? ねぇスルーなの?」 グレイにはとことん冷たいミケルでしたww
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