プロローグ

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  大学受験を控えた生徒にとって、学校の図書室はほかにはない絶好の自習場所である。  自習といのは、授業という1つの枠の中で勉強するのと違い、文字通り『自習』、自らのペースで勉強できるという点にメリットがある。普段板書が遅い生徒はペースを保ちつつ、普段手持ち無沙汰に次を待つ者は次から次へと進む事が可能なのだ。  しかし、メリットがあればデメリットもある。
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