主人と使い魔

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「いきなり呼び捨てしないで」 ぐふっ!! 確かに俺の言い方はチャラかったが、このトゲのある言葉...コイツ、ツンデレか!? ちょっとこのマリアという女の子のキャラについて考察していると.... 「おい、そこのお前!!」 なんか後ろから声をかけられた 「ん? 俺のことか?」 「そうだ!!」 呼ばれたので振り向くとそこにいた奴はなんと.....!? 「.....誰?」 全然知らない奴だった てかこの世界初めてなのに知ってたら恐いわ 「僕を知らないとは無礼な奴だ!! 僕の名はマルス=ストレイトだ!!」 あっ、この言い方は物語では大概... 「噛ませ犬か?」 「噛ませッ....!?」 お~どんどん顔が赤くなってますな、この照れ屋さん☆ 「この野郎!! 落ちこぼれの使い魔だから軽く痛めつけてやろうかと思ったが許さん!!決闘だ!! 」 決闘? あ~あの勝ったら負けた人に命令できるあれね 「いいよ、別に」 準備運動にもなりそうだし 「ちょっ、待ちなさいよ!!」 「うおっ、耳がぁ!!」 耳元で大声を出されたので鼓膜が破けるかと思った 「なんだ我が主様じゃないか? どうしたのそんな慌てて、いいことあった?」
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