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「ぎゃあああ!!牛乳を拭いて一週間ほったらかしにした雑巾が迫って...........あれ?ここどこだ?」
悪夢から目が覚めた俺は、見知らぬ空間にいた
見渡しても何もない、どこまでも真っ白だった
「いつの間に寝たんだろ.........ヤベッ!今何時だ?自転車屋に行って整備してもらわない.....と」
その時、頭のなかである記憶が遮った
夢のなかで迫りくるのは雑巾ではなく、電車であった
俺.........死んだのか?
いやいやいや、じゃあなんで意識あるの俺?
実はわたし生きてました~ってか?
確かに、牛乳たくさん飲んでたおかげで骨が丈夫になって、車に跳ねられてもヒビで済んでたけども...
「どうなってんだよ、ここは一体どこなんだ?」
「死後の世界ですよ~」
「うおっ!?」
いきなり後ろから声がしてビックリした
さっきまで周りには誰もいなかったのに、どうなってんだ?
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