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三班として活動を始めて数年、ネジはそれまでになかった充実感を感じていた。
また、それが単に任務を達成したことからだけではなく、仲間達との関わりの中からも生まれてくることをネジに教えてくれたのも、他ならない三班の仲間達だ。
オレも丸くなったもんだなーー。
自分のことながら思う。
三班に配属されたばかりの頃の自分のは、忍術の使えないリーを見下した態度をとり、ガイとテンテンを心配させていた。
それが今ではリーとの手合わせが日課のようになっているのだから人とはわからない。
…ま、あいつらが暑苦しいのは昔も今も変わらんけどな。
暑苦しく勝負を迫ってくる時に見せる、いつにも増して濃ゆいリーの表情を思い出しネジは苦笑した。
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