いち。

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3人は他愛もない話をしながら、サウスティンホテルの近くにある喫茶店へ入ると、昼食をとりながらParadaiceの話をしていた。 「最後のご飯がハンバーグとか~最高~!!」 そういいながら満面の笑みでデミグラスソースのかかったハンバーグを口に含む藤汰。 「んっ?何で最後なん?」 オムライスに乗ったグリンピースを藤汰のハンバーグの上に乗せながら言う慶。 「だって、肉体はこっちに残るわけやろ?ってことは向こうでご飯食べらんやん」 グリンピースを慶のオムライスに返しながら言う藤汰。 「向こうで生活するなら、食べんと死ぬやろ、まぁ魔物からハンバーグを作ることができるか分からんけどな」 煉が、タバコをふかしながら口を開く。 「魔物か~、楽しみやな~」 ハンバーグを食べれることに安心したのか、藤汰はいつの間にかハンバーグの上にのっていたグリンピースに気づかず、ハンバーグと一緒に口にいれ、食す。 「、、、、げーいーー」 水をごくごく飲みほした藤汰が恨めしそうな顔で慶をみる、そんな藤汰を見た煉と慶は一頻り笑うと、おもむろに二人は立ち上がり店の出口へ。 「ちょっ!!待って!!」 そう言いながら、二人の後を追う藤汰、この三人はどんな生活をおくっていくのだろうか。
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