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「最後に学園長からお言葉を頂きます。気をつけー、礼」
「諸君、この学園は将来役立つ天使を育てる機関だ。この学園ないでは過去の関係や親の地位や名声を利用してはならない。
自立し、逞しく育ってほしい。
なお必要時以外の恐喝等の地位や名声を利用した場合は謹慎処分、内容がひどい場合退学になることを忘れないように、以上だ」
「ありがとうございました。ではこれで入学式を終わります。生徒は各クラスに移動してください」
「ふぅ……三時間かかると思わなかった。あ、僕のクラス何処だろ、分かんないんだけど…」
「なおクラスが分からない人は体育館右手に有ります一覧表をご確認ください」
そして10分後
「あー、わかんない!」
ユイが大声を出すと1人の生徒が声をかける
「わかんないの?」
「うん、僕はユイっていうの。「あー、あるじゃんAクラス」名字で探してた」
「ミョウ…ジ?まぁいいや、俺もAクラスだから一緒に行こうぜ」
地球の時の癖が抜けず名字で探していたユイ
「えっと「フィーだ」よろしくねフィーちゃん」
ちゃんをつけられた生徒が驚く
「……!よくわかったな、俺が女だって。いつも少し髪の長い男って思われてるんだが」
フィーは髪はユイと同じぐらいだが凛々しい顔をしている為天界に来るまで男性も女性も初めて会う殆どの人が男と思っていた
「だって僕と真逆だし、十分可愛いじゃん」
「真逆って事はお前男だったのか。あと、ちゃんは付けなくていいし、可愛いとか言わないでくれ。その……むずむずして……あー!行くぞ!」
照れて歩き出すフィー
「あ、まって。僕場所覚えきれてないの!」
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