夢想
1/1
読書設定
目次
前へ
/
22ページ
次へ
夢想
夢の終わりは いつも突然で 硝子の夢は 僕の眼の前で 砕け散る 夢は直ぐ近くに在るのに 僕には其の崩壊を止める事は 出来なかった 砕けた夢は僕の躰(からだ)を突き刺して 赫い冷たい液体が 躰の外へと流れ出す 全ての夢は消え去った 小さな破片を僕に遺して だから 僕は君を想って居よう 夢の破片が融けて消えて仕舞う 其の日迄 其れが僕の夢だから――――…
/
22ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
11(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!