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あ、聞かなきゃよかった。 守護霊ならまだしも、生き霊って。 俺、そんな恨まれるような生き方してないのにな。 万引きもしたことないし、タバコは吸わないし。 人を傷つけるようなことしてないし。 なのに、背後にはウジャウジャ生き霊がいるという。 「俺、なんか恨まれるようなことしたかな?」 『にゃはは。違いますぅ~、この生き霊はあなたに付いたわけじゃなくて、あなたが呼んだんですぅ~』 さっぱりわからない。 俺が生き霊を呼ぶ?一体、どうして、どうやって? 気がついたら、暑さなんて忘れていた。
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