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どうして、ここにティーアイがいるのかと、何故彼が人間の姿をしているのかとても不思議でたまらなかった。 心を読める使い魔は、まるで質問されたかのように答えてみせた。 『いやー。それは企業秘密ってやつです。まぁ、猫は化けることも簡単ッスから、人間くらいは楽勝ッスね!とりあえず、イチは今から帝都裁判へ向かいます』 ーー帝都裁判? 『聞いていました通り、イチは人間が亡くなる原因を作りました。さやかさんの事ッス。その件で、イチの裁判があります』 「閻魔様の裁判でしょうか?」
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