2人が本棚に入れています
本棚に追加
/72ページ
ママと言う言葉に反応したのか
光は声もたてず黙って涙を流していた。
ずっと我慢していたんだろう
ごめんよ、寂しかったよな…
結衣の話もまともにせず
写真すら見せてなかった。
幼いっと決めつけ
俺は光に我慢させてしまったんだ。
ごめんよ。光。
光は泣きながら黙って
俺の話を真剣に聞き始めた。
紅『 ママが私達、家族の光になって
家族を照らし続けて欲しい。
笑顔いっぱいの子供になってもらいたい。
そう言う想いで『光』になったんだ。
俺の意見は全て却下されたけどな(笑)』
今まで言えなかった結衣の言葉を
話すと光から意外な言葉が返ってきた。
光『 …パパ…。
光はパパの光になれた…?』
光は泣きながら俺にそう言ってきた。
なんてませた子供に
育ってしまったんだろうか…。
最初のコメントを投稿しよう!