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そんな光を見て
俺は光を強く抱きしめた。
紅『 光はパパの光だよ。
ママの分まで照らし続けてくれて
パパに元気をくれる。』
光『 ママに会いたいよ…。』
光がそう言ったのは初めてだ。
初めて我慢し続けていた言葉を言った。
光の言葉を聞いた瞬間
俺は自分を責めた…
そこまで光に我慢させていたのか…
父親失格だよな。
紅『 ごめな、光。
ママにはもう会えないけど
ママは空からちゃんと光の事を見ている。
だから笑顔で楽しい毎日をおくろう。』
光『 …うん。』
光は泣き疲れそのまま眠ってしまった。
俺はベットまで光を連れて行き
光を見つめていた。
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