桜が咲く季節、私は大好きです。

夢

紅『 光…その女の人はね。
…光のママだよ。ママはどうしても
光に会いたかったみたいだね』

光『 あの女の人…ママだったの？』

光は突然泣き出した。

ママ？ママ？と何度も呼びながら…

光の頭を撫でてから
紅蓮はある物を持ってきた。

紅『 光…これを見てごらん。
ママが写っているアルバムだよ。
ごめんよ。ずっと隠していて。
光が見たら悲しむと思っていたから…』

光は泣き止み、アルバムを手にとって
ページをめくる。

俺と結衣の思い出のアルバム…
久しぶり見たな…。

光『 ありがとうパパ。…ママ綺麗だね。
パパとママが笑っている
この写真もらっていいかな？』

紅『 いいよ。好きなの持って行きな。』

光『 ありがとう！
これ部屋に飾っとく。私の宝物！
…ママはいつも白いワンピースを着てたの？』

紅『 そうだな。
ママは白いワンピースが好きだったから。』

俺が白いワンピースが似合ってるって
言ったあの日から結衣はよく
白いワンピースを着てるくようになった。

本当に素直な可愛いやつだったよ。