始まりはここから

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紅蓮は光を探して歩いていると 木の後ろに小さい影が見えた。 紅『 光!みーつけた! 光…このベンチの後ろの木に 隠れていたんだな…。』 光『 見つかっちゃった! 結構自信あったのに…。』 っと言って光は悔しがる様子を見せ 頬を膨らましてる。 そんな中、光があることに気づく 光『 パパ…?どうしたの? どうして泣いているの?』 紅『 えっ…。』 光にそう言われ、俺は自分の頬を触る。 瞳から涙が溢れていた… そっと頬を触り涙を拭う。 その涙はなぜだか止まる事なく 流れ続けた…。 光『 パパどこか痛いの? 光が痛いの痛いの飛んでいけしてあげる!』 光は一生懸命に 俺を励まそうとしてくれた。 そんな姿を見て光を抱きしめた俺は そのまま、また泣き続けた。 紅『 光…ありがとう。 もう大丈夫だよ。』
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