結衣の実家

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今日は、結衣の実家に行った。 紅『 お久しぶりです。』 光『 おばあちゃん、おじいちゃん!遊びにきたよー!』 結衣の家にくるのは 結衣がなくなって半年以来かな… 結衣の母『 あら紅蓮さん、光ちゃん、お帰りなさい。どうぞゆっくりして行ってね。』 そう言われると光はおじゃましまーす。 と言って走って行った。 結衣の母『 ますます結衣に似てきたわね。 結衣が生まれ変わった見たいだわ。』 結衣のお母さんの言葉に 俺もつい反応してしまって… 紅『 そうですね。 光は結衣さんにそっくりです。 たまに光が結衣さんに見えてしまうんです…。』 そんな俺にきっと気を使ってくれた。 結衣のお母さんはとても優しい人… 結衣もそのお母さんを見て 育ったんだよな… 結衣の母『紅蓮さんごめんね。 こんな辛い思いをさせてしまって… いろいろと大変でしょ。 いつでも頼ってね。』 本当は結衣のお母さんだって 実の娘が亡くなって辛いはずなのに… 本当に強い人だよ。 そんなお母さんに つい弱音を吐いてしまった。 紅『 ありがとうございます。 大丈夫ですよっと言いたい所ですが 結衣さんがいなくなって 初めて気付きました。 家事に育児ってとても大変ですね。 結衣さんは何一つ文句も言わず 1人で家事をしていてくれました。 家事の大変さを今知るなんて 結衣さんに申し訳ないです。』 悲しい表情で言ったあとに やってしまった…。 っと言うような表情を出してしまった。 結衣の母『 あの子は昔からそうだったから 紅蓮さんに迷惑かけたくなかったのでしょう。 これかは紅蓮さん1人では大変だと思うので いつでもここを頼って下さい。』 っと笑って言ってくれた。
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