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唯一の大人びた外見のおかげで騙せると思ったのに!
「…くぅ…悔しいっ!」
って泣いても仕方ない!
次だ!次だ!
「………まどかちゃん?」
名前を呼ばれ振り向くとそこにはいかにもホストと言える人がいた
誰…あたしこんな人に知り合いいたっけ?
「俺だよ!公介の親友の!恭介!」
「………え、あ!」
「思い出してくれた!?え、すっかりでっかくなったなぁ!」
「はい!恭介さんも…大分変わりました?」
巡る巡る記憶を辿るとたしか恭介さん、普通のサラリーマンじゃなかったけ?
「まぁ、色々あったからねー。公介どうしてる?」
「…いやまぁ、旅に出て…」
「………はぁ!?なにそれ!じゃあまどかちゃん今一人暮らし!?」
「はい」
「…あいつ…」
親友の恭介さんでも頭を抱える程だ。
「…お茶でもどう?食べてんの?細いし」
「恭介さぁぁん…」
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