過ぎゆく日々、壊れゆく日常

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「とりあえず、私の部屋に来て!!」 「え?」 その子の返事も待たずに私は、その子の手を 握って、自分の部屋に大急ぎで向かった。 ――――――― この子と会ったのは…偶然なんかじゃない。 そう悟るのは、今から数時間後の事だった。 しかし。 新撰組が、いつか佐之目さんに聞いた『政府』と関わりがある事を知るのは…まだまだ先の話。 ――――――― 過ぎゆく日々は、何よりの思い出。 でも…何気ない日常が壊れゆく瞬間は、突然 やってくる…。
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