36歳独身女性のほほんエッセイ

みんな傷ついている

傷ついていること自体、気づいてなかった。
自分で、独身・子なしを選んだんだから、何を言われても、傷ついてはおかしい。
そう勝手に思ってた。

選んだ？
うーん。
その表現も違うかな。
結婚したかったわけでも、子供が欲しかったわけでも、なかったから、何もしなかった。
そしたら、こうなってた。
で、いつの間にか、傷ついて、満身創痍。

苦しくて、同じ境遇の人を見つけたくて。
もうちょっと若いときは、唯川恵で励まされた。
松原惇子、香山リカも読んだ。

36歳の今は、益田ミリ。
今は、唯川恵、松原惇子、香山リカじゃ、辛い。
この人達のようにポジティブになれない。

益田ミリ。
ほのぼのとしたマンガで、なぜか元気になれる。
傷ついているのは、私だけじゃない。
たまたま近くに独身女性はいないけど。
世の中には、まだまだ独身女性いっぱいいるはず。

そう思うと、楽になった。

結婚・出産、そんなのどうなるかわからない。
どうしたいかもわからないのに、そんな大きなこと決められない。
立場違う人からすれば、何言ってるんだって感じだろうけど、知ったこっちゃない。
旦那がDV したら、あんた何かしてくれるの？
子供が障害あったら、一緒に面倒みてくれるの？
何も私に対してしてくれないのに、批判すんじゃねーよ。

仲間はいっぱいいる。
私らしく。
のんびり考えよう。

他にも、私を元気づける人、モノはあるはず。
探そう。
それで、何か見つかるかもしれない。
見つからなくても、いいや。