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イタズラ好きで、陽気なカッペちゃん……
例え、大人になって姿は変わっても、俺の大好きなカッペちゃんはカッペちゃんのままだった。
俺は久し振りに、心底笑った。
安アパートに帰宅した俺は、カッペちゃんを家に置き、すぐさま近所のケーキ屋へと足を運んだ。
時間はもうすぐ九時。ケーキ屋の閉店する時間であった。
閉店前のケーキ屋に残っていたのは、苺ショートにサバランとプリンが一つずつ……
俺は、全てを購入して、大急ぎで帰宅した。
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