カッペ SUMMER 2013

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「うれしいー ありがとーケンちゃん。キャハ」 そう言うと カッペちゃんは、自分の顔程の大きさの苺ショートを、美味しそうに一口でパクり…… 口溶けの良いプリンをズルリと、嬉しそうに啜ると、サバランを豪快に一口で飲み込んだ。 「……ケ…ケンちゃん……」 「ん?どうした?」 「このケーキ、お酒が入ってるジョー」 確かに、この店のサバランは、ブランデーが効いてる事が売りの筈だが…… (……って漫画かよ!!) カッペちゃんは真っ赤な顔で、瞳を渦巻き状のナルト模様に変化させると、そのまま後ろにコテっとひっくり返った。
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