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「うれしいー
ありがとーケンちゃん。キャハ」
そう言うと
カッペちゃんは、自分の顔程の大きさの苺ショートを、美味しそうに一口でパクり……
口溶けの良いプリンをズルリと、嬉しそうに啜ると、サバランを豪快に一口で飲み込んだ。
「……ケ…ケンちゃん……」
「ん?どうした?」
「このケーキ、お酒が入ってるジョー」
確かに、この店のサバランは、ブランデーが効いてる事が売りの筈だが……
(……って漫画かよ!!)
カッペちゃんは真っ赤な顔で、瞳を渦巻き状のナルト模様に変化させると、そのまま後ろにコテっとひっくり返った。
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