1章

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俺が異世界に行ったのは高校2年の時だった。 歩いてたら足元に魔方陣がとかではなく突然起きた。 俺が学校から(6時位)家に帰ってきてソファーに倒れ込もうとしたらソファーがなくなり草原に倒れ込んだ。 最初は何でソファーが無くなったんだろう?と思っていたが、段々と状況を理解し始めて此所は何処だに変わった。 まぁ、変わっただけで何も現状を理解はしていなかったが 回りを見ると見渡す限り草原で気が遠くなりそうだった。 訳が分からなかったが誰か人に会うため歩いてみることにした。太陽を見て方角を決めて東に向かって歩いた。 何時間歩いたか解らないが周りが暗くなってきた。 暗い中歩くのは危ないと思って歩くのを止めて休憩することにした。 寝ようかなと思ったが万が一何かあったらと思って寝るのを止め徹夜する事にした。 光は携帯を使ったが次の日には充電が半分切ってしまった。 次の日も歩いた。食べ物は持っていないため腹が減って仕方なかった。 2日目の成果として俺以外にも動物が居るのが分かった。ギイイイイイイイと鳴き声を聞いた。怖すぎるんですけど。 2日目も誰にも会わず夜を迎えたがあの鳴き声を聞いた為また徹夜をした。 3日目にて携帯の充電が切れた。その上飲まず食わずに不眠で歩いていたから身体がカタカタと震え始めた。 3日目も夜になり俺が生き残れる確率は絶望的といた。 今まで光の代わりとして使っていた携帯も使えない状態になり俺は闇の中恐怖に怯えながら徹夜をした。あの鳴き声が少しづつ大きくなっている気がした。 4日目また歩く。 その速さは牛歩の様に遅く変わらない景色に食事睡眠の不足が心も身体もボロボロにしていた。 寝たくても何があるか分からない今は寝る事は出来なかった。 俺は石に躓き転けてしまった。立ち上がろうと手を使い立とうとしたが手は動かなかった。意識が混濁し始めて。 初めて俺、死ぬんだなと思った。
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