1人が本棚に入れています
本棚に追加
「別に俺はいいけどね(笑)」
「あら♪嬉しい!
さて、ピースを連れて帰りますか
」
梅雨が笑顔で言えば、すぐ隣にピ
ースを抱えたフェルトが膝をつい
て側にいた。
「じゃあね、お兄さん
またいつか因果の交差路で会おう
ね」
手を振り、一歩、梅雨が踏み出せ
ば、闇が梅雨とフェルト、そして
、ピースを覆い隠してしまった。
そんな闇の中で梅雨は小さく笑っ
て言葉を漏らした。
「麒麟と契約した都市伝説か。
面白いね…本当に」
道亡き道を梅雨は歩きながら、クシ
ャリと梅雨は笑った。
最初のコメントを投稿しよう!