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「何が面白いんですか?六月さん
」
「ただいま ネリネ
ん?楽しいお話を聞いてきたの♪
」
寮に梅雨が戻れば、隣の部屋とつ
ながる通路から、可愛い女の子が
現れ、梅雨に聞いた。
彼女は――ネリネ。
梅雨 六月の彼女であり、将来の
お嫁さんだ。
「六月さん…怪我は…」
「なかったよ、安心して。
でも…ピースが間に合わなかった
な」
梅雨の視線が床に落とされる。
それと同時にネリネの視線も床に
落ちた。
「フェルトに俺の部屋で治療させ
てるが…」
「フェルトさんなら治せますよ!
」
そう言うネリネの言葉に、しかし
、梅雨は頷けなかった。
「相手は自分を汚さないで何をす
るつもり…だろうな。ネリネ」
「自分を汚さないで?ですか?」
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