南天

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キルリの相手。つまり旦那は社会 科の來紋颯人先生。 生徒の間で評価がまばらな先生で しかも、授業以外嘘八百とかな先 生がキルリの旦那…それが気にい らなかった。 「高等部3年のあのコが告白された 時も嫌だったけど…それ以上に気 に入らない。何で…何でだよ」 彼は…納得いかなかった。 出来るのなら、告白したかった。 けど、する前にキルリは結婚して しまった。しかも…1番納得出来 ない相手と。 今尚、嫌で堪らない。 そんな彼に、魔が差してしまうの は時間の問題だったのかもしれな い。
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